2015年2月26日木曜日

【Event紹介】      お問い合わせは主催者へ

 秘密保全法に反対する愛知の会3周年総会
 平川宗信教授+松元ヒロ公演のご案内


2014年12月10日に秘密保護法は施行されましたが、まだ終わっちゃいない!
これまでの活動を振り返り、秘密法を現実に発動させず、そして廃止に追い込んでいく「始まり」の3周年総会に、ぜひご参加を!
今回の記念イベントでは、秘密保護法違反での処罰の問題について刑法学の平川宗信教授から学び、松元ヒロさんのスタンダップコメディで笑い飛ばします!




と き  3月28日(土)13時半
ばしょ 名古屋市伏見ライフプラザ 鯱城ホール...
主催  秘密保全法に反対する愛知の会
内容  講演 平川宗信氏(名古屋大学名誉教授・中京大学教授)
     公演 松元ヒロ氏(スタンダップコメディアン)

参加費800円(高校生以下無料)
主催:秘密保全法に反対する愛知の会 http://nohimityu.exblog.jp/


場所:伏見ライフプラザ
 (名古屋市営地下鉄「伏見駅」6番出口から南へ350メートル 中消防署の上)http://kojogakuen.com/index.html
 13:30- 結成3周年総会
 14:30- 講演
      講師:平川宗信名古屋大学名誉教授・中京大学教授(刑法学)
 16:00- 公演
      ゲスト:松元ヒロさん(コメディアン)
どなたでも参加OK 

問い合わせは、TEL 052-910-7721 no_himitsu@yahoo.co.jp
チラシ http://nagoya.ombudsman.jp/himitsu/150328.pdf
(チラシは大量にありますので、配布可能な方は上記までお問い合わせください)

2015年2月6日金曜日

2月11日は、「信教の自由を考える日」です。関連のつどいを紹介します。


【Event】2.11信教の自由を考える集会 関連情報①

 

彼らはその剣を鋤に、その槍をかまに打ち直し、国は国に向かって剣を上げず、 二度とたたかいのことを習わない。

                           (旧約聖書 イザヤ書2:4)

 この2週間、多くの方が、「人はここまで残酷になれるのか」と深い痛みと悲しみをおぼえられたことでしょう。過激武装組織・ISILの非道な行為によって、尊い命が失われました。ご家族・関係者のみなさまに心からお見舞いを申し上げ、主のなぐさめといやしを心から祈ります。
 歴史を振り返ると、あらそいのない時代はなく、私たちは過ちをくり返してきました。 殺された人たち、傷ついた人たち、破壊された自然…。この深い悲しみ、憎しみが、...
負の連鎖につながらないことを切に祈ります。
 私たちは、憂慮します。想定し得た最も悲しい結果を招いたことを検証することなく、事件の経緯についても正しい情報が知らされず、そして、この事件を契機に「テロ対策」といって「集団的自衛権」の行使・自衛隊の海外派兵、憲法改正といった動きが加速されることを。
 「自己責任だ」「蛮勇だ」「政権批判すればテロリストを利するだけ」――大事な局面で声を上げず、何もしないまま、誰もものを言えなくなり、そして、戦争が起きた時はもう手遅れだったーと歴史が証明しています。
 キリストの平和を宣べ伝えるものとして何をすべきか、深く心をさぐられます。世界に広がっている格差と貧困、差別、領土、宗教紛争など、さまざまなあらそいのなかにある人々を思います。
 聖書は語ります。憎しみと暴力の連鎖を断ち切り、平和的解決こそがその道だと。

 
   戦後70年の年・2月11日の「信教の自由を考える日」にはこれまでにまして大きな意味があるように思います。 各地で開かれる学びと祈りの集いを紹介します。お近くの集会にぜひ足をお運びください。


 

*情報は概要を、大まかに北から南の順に掲載しております。参加費・席上献金有の場合あり。

 

【宮城】
●2・11信教・思想・報道の自由を守る宮城県民集会 「正義・平和が抱き合う時~いがみ合いの向こう側を目指して」
講師:浜矩子さん(同志社大学大学院教授)
日時:2月11日(水)13時30分~
会場:仙台市民会館小ホール
主催:靖国神社国家管理反対宮城県連絡会議
共催:バプテスト東北地方連合


【新潟】

●2015年2・11信教の自由セミナー
「-国策(酷策)の果てにー満蒙開拓団の悲劇」
講師:関矢亨さん(元新潟県庁職員)
日時:2月8日(日)午後7時~
会場:日本同盟基督教団・新潟福音教会(新潟市中央区高美町)
主催:日本同盟基督教団新潟山形宣教区ヤスクニ委員会

【長野】









第19回信教の自由を守る東信州の集い
講師:星出卓也師(日本福音同盟社会委員)
日時:2月11日(水)午前10時30分~
会場:野沢福音協会(佐久市鍛冶屋) 0267-62-2403
主催:同実行委員会


【埼玉】

●信教の自由と平和を求める2・11集会
「悪と愛について」



講師:姜尚中さん(聖学院大学学長)
日時:2月11日(水)午前10時~
会場:聖学院大学(上尾市戸崎) 048-521-6039
主催:日本基督教団埼玉地区社会委員会
参加費:500円



 









【千葉】

●日本ナザレン教団関東地区教会教育部 一日研修会
 「希望を告白する教会」


キリスト者として政治や国家について考える意味、愛国心、国家神道、平和のことなどをKGKの取り組みなどを交えてのお話です。
 講師:塚本良樹師(キリスト者学生会主事)
 日時:2月11日(水)11:00~12:00(講演) 13:30~(礼拝)
 会場:日本ナザレン教団 学園教会(千葉市稲毛区) 043-424-0831
 主催:日本ナザレン教団関東地区教会教育部
 





●TCU学生会 2・11集会
「安寧秩序を妨げず及び臣民の義務に背かざる教会」
  -憲法改正が教会に問うていることー
講師:星出卓也師(日本長老教会西武柳沢キリスト教会牧師)



日時:2月10日(火)午後7時~
会場:東京基督教大学(TCU) FCC
主催:TCU大学院学生会




























【東京】


●第49回 なくせ!建国記念の日 許すな!靖国国営化 2・11東京集会
「安倍首相靖国参拝問題と秘密保護法」
講師:井堀哲さん
    (安倍靖国参拝違憲訴訟弁護団事務局長 八王子めじろ台教会員)
日時:2月11日(水)14時~16時
会場:在日本韓国YMCA (千代田区猿楽町)
会場費:800円(高校生以下無料)
主催:2.11東京集会実行委員会
後援:日本キリスト教協議会(NCC)靖国問題委員会



●第23回関東三地区2・11集会「信教の自由を覚える集い」
「『急速に変貌するこの国と世界で』-キリスト者の戦前の軌跡から学べることー」
講師:石浜みかるさん(作家)
日時:2月11日(水)午前10時30分~
会場:キリスト教朝顔教会(世田谷区松原)
主催:日本福音キリスト教会連合
    ・関東三地区信教の自由を覚える集い実行委員会




●2015年2・11信教の自由セミナー <関東地区集会>
  ~この国における信教の自由~「私たちの問題意識のルーツを問う」


講師:崔 善愛さん(ピアニスト・恵泉女子大非常勤講師)
日時:2月11日(水)10時30分~12時30分
 会場:椎名町教会(東京都豊島区) 03-3951-1039
主催:日本同盟基督教団「教会と国家」委員会












●日本キリスト教連合会定例講演会
「あらためて今、平和を考える
 -戦後70周年目を迎えた平和への危機を乗り越え、東アジアの和解をー」
講師:中野晃一さん(上智大学国際教養学部教授)
日時:2月12日(木)午後1時30分~
会場:イグナチオ教会(千代田区麹町 上智大学隣) 03-5632-4445
主催:日本キリスト教連合会

●信教の自由を守る日記念講演会
「思想の自由を奪還するために
日時:2月12日(木)午後7時~
会場:世田谷区上北沢区民センター(京王線上北沢駅徒歩3分)
問い合せ:03-3300-6529
主催:日本キリスト教会東京告白教会

●教科書ではすでに「戦争できる国づくり」が
  ー育鵬社版「中学校公民・歴史教科書」はどんな内容かー
講師:宮脇隆志さん(元・神奈川県立高校教師)
日時:2月20日(金)午後6時30分~
会場:日本キリスト教会蒲田御園教会(JR蒲田駅西口徒歩6分)
問い合せ:042-763-3534
主催:日本キリスト教会東京中会靖国神社問題特別委員会

●第7回 憲法講演会
「憲法9条から考える非暴力・反?暴力の思想について」
講師:岡本八代さん(同志社大学教授)
日時:2月21日(土)午後1時~
会場:イグナチオ教会(千代田区麹町 上智大学隣)
問い合せ:03-3461-9363
主催:宗教者九条の和

●「ファシズムの足音を聞きながら」
     ~思想・信教の自由を守るとは?~
講師:高橋 哲哉さん(東京大学教授)

日時:2月11日(水)午前10時30分~
会場:日本キリスト教団西東京教区阿佐谷東教会
      http://asagaya-higashi.org/kyoukai.htm
主催:日本キリスト教団西東京教区

  


【愛知】


●信教の自由を考える講習会
 「告白に生きる教会を目指して~ドイツ告白教会闘争に学ぶ~」



 講師:朝岡 勝師(日本同盟基督教団 徳丸町キリスト教会牧師)
日時:2月11日(水)13:30~16:00
 会場:在日大韓基督教会 名古屋教会 ℡052-541-1980
 主催:「信教の自由」東海福音主義者の会
http://www.facebook.com/l.php?u=http%3A%2F%2Fwww.aichigospel.net%2Fnews%2F%3Fp%3D1547&h=HAQG4X4So

 








●日本キリスト改革派教会「2.11信教の自由を守る日」集会
 「戦後70年、平和の礎である憲法体制が崩壊する中で~キリスト者として考えるべきこと、抗うべきこと~」  



講師:鳥井一夫師(八事教会牧師) 日時:2月11日(水) 午後1時30分~4時15分
会場:日本キリスト教改革派八事教会 052-751-8360
主催:日本キリスト改革派教会中部中会「世と教会に関する委員会」












【大阪】

●2015年2・11信教の自由セミナー<関西地区集会>
 ~この国における信教の自由~「このくにで主に従う」

 
講師:櫛田節夫師(西日本宣教学院教師)
日時:2月11日(水)10時30分~12時30分
会場:松原聖書教会(大阪府松原市) 072-336-3858
主催:日本同盟基督教団「教会と国家」委員会














●日本バプテスト連盟 関西連合 2・11集会
 「わたしの戦争・戦後の体験…ヤスクニの鏡に映して」
 講師 安藤榮雄師(福岡城西教会協力牧師) 日時:2月11日(水)14時~
 会場:日本バプテスト大阪教会(大阪市天王寺区)
 問い合わせ:06-6639-3927(喜多村)
 主催:日本バプテスト連盟関西地方連合社会委員会

●信仰の自由の祈祷集会
 日時:2月11日(水)15時~
 会場:VIP関西センター(中央区北浜)
 問い合わせ:06-6484-7535
 主催:信仰の自由ネットワーク


【兵庫】

●2・11集会
「キリスト者にとって天皇とはーとくに日本宣教論の文脈においてー」
講師:松谷好明師(日本基督教団河内長野教会牧師)
日時:2月11日(水)10時~
会場:神港教会(神戸市灘区山田町) 

問い合わせ06-6330-5530(弓矢)
主催:日本キリスト改革派教会西部中会・世と教会に関する委員会



 
【香川】

 
●信教の自由を守る2・11集会
  「歌とホーリネス弾圧と私」
 
 
 講師:加藤光行師(高松シオン教会 牧師)
 日時:2月11日(水)13:00-15:00
 会場:高松シオン教会 木太会堂 087-862-3585
 主催:日本福音キリスト教会連合
    西日本地区社会委員会
賛同:信教の自由と平和を求める
    香川キリスト者の会
    KGK中四国地区







●「教会と社会」講演会
 「明日の教会を考える-日本社会に生きるキリスト者として-(仮)」
 講師: 大嶋 重徳 師 (KGK〔キリスト者学生会〕副総主事 学生宣教局長)

日時:2月11日(水)午前10時30分~
会場:日本キリスト改革派 高松教会(高松市花園町)

参加費: 弁当あり1200円  弁当なし500円  申し込み時に選択
 申込締切 2015年2月8日(日)締切後も参加できますが、弁当注文は不可。
申込: ☎087-831-5638 FAX087-861-3093
     E-mail:reformed_takamatsu@ybb.ne.jp


愛媛】





●「信教の自由を守る日」の集い


 「戦時下に生きた者として」
 ーわれわれが今、伝えるべきこと-
 

日時:2月11日(水)午後1時~
会場:日本キリスト教団西条教会(西条市飯岡)

問い合せ:0897-55-2114(三輪)
主催:日本キリスト教団四国教区東予分区社会部









 
【福岡】
 
●2・11 反ヤスクニ福岡集会
 「沖縄から日本―ヤマトーを撃つ!戦後70年、ヤマトはどう生きてきたのか」
 講師 金城実さん(沖縄靖国訴訟原告団元団長)
 日時:2月11日(水)14時~
 会場:九州キリスト教会館4Fホール(福岡市中央区)
 問い合わせ先:06-6639-3927 喜多村
 主催:反ヤスクニ福岡連絡会
 

 

 
 
 

 


2014年12月30日火曜日

田中伸尚氏の講演 「闇の中で光を―戦争国家の中で」への応答 山口陽一師

 特定秘密保護法施行直前緊急集会

 「抵抗の時代を迎えて私たちはどう生きるのか」

田中伸尚氏の講演  「闇の中で光を―戦争国家の中で」への応答

                                                                                                                                                  山口陽一

2014年12月9日 (御茶ノ水クリスチャンセンター8F)

  今宵は特定秘密保護法施行イブです。すべての人を照らす真の光の到来ではなく、すべてを覆い隠す特定秘密保護法の到来です。覆い隠すということは罪の本質です。隠れたところで良いことをやらないでしょう。田中さんの講演で、すでに日本は戦争国家なのだと自覚しました。ファシズムは一夜にして来ると。特定秘密保護法は、米国と軍事行動を共にするためのものですが、警察が前面に出てくる治安法としての危険性がよくわかりました。教えられたことはたくさんありますが、キリスト者、牧師の立場から応答として3つの事を述べさせていただきます。
   第1は「神のかたちとして主の戦いを戦おう」ということです。田中さんは、絶対化する国に立ち向かう「ひとりの人」をずっと取り上げて来られました。中谷康子さんとの出会いが大きなことであったことがわかりました。聖書によれば、人は神のかたちに造られたものです。これに対して国は創造の秩序ではありません。国という秩序は罪の抑制と福祉のために神が許容されたものと考えられます。どちらが大事かは明白です。ローマ13章4節において「上に立つ権威」は、「あなたに益を与えるための神のしもべ」と言われています。ここから言えることは、国のために人があるのではなく、人のために国があるのだということです。私たちの戦いは、数や権力、能力ではなく神による戦いです。「剣を取る者は剣で滅びる」と言われたイエス・キリストは十字架と復活によって勝利を得られました。私たちの戦いもそのようなものです。
 第2は「霊的な戦いを良き力に守られて戦おう」です。日本における政教分離の焦点である政治と神道との癒着は、もはや国家的な偶像礼拝の兆候です。あるいは、武器輸出三原則を外して武器輸出に道を開き、原発の輸出に奔走し、カジノを誘致する等々、マモン(富)に仕えることにおいてもタガがはずれてしまったようです。私たちはこれらのことについて、自らの弱さを知っています。1941年成立の日本基督教団は、教団規則(生活綱領)において「皇国ノ道ニ従ヒテ信仰ニ徹シ」と述べ、教団統理は伊勢神宮に参拝しました。「日本基督教団より大東亜共栄圏にあるキリスト教徒に送る書翰」では、「全世界をまことに指導し救済しうるものは、世界に冠絶せる万邦無比なる我が日本の国体である」と言ってしまったのです。黙示録13章が描くところの獣や竜、それは神格化される国家権力と背後いるサタンであると考えられます。霊的な洞察力を持って見抜きましょう。そして聖霊の力に守られて戦いましょう。
    第3に、私たちの戦いは、特別なことではなく、キリスト教の信仰に徹することです。すべての心・思い・力・知性で主を愛する礼拝者、自分を愛するように隣人を愛する者、聖霊に満たされてイエスの御名で祈る者でありたいものです。「神を愛し人を愛することに徹しよう」ということです。誰の隣人になるかが大切です。聖霊に満たされてイエスの御名で祈りましょう。それが真の抵抗となります。
    闇はいよいよ深まっていますが、「光は闇の中に輝いている。やみはこれに打ち勝たなかった」、「暗やみの中にすわっていた民は偉大な光を見た」のですから。


(当日の応答に補筆したものを山口師よりいただきました。=事務局)

2014年12月12日金曜日

 特定秘密保護法 施行直前緊急集会「抵抗の時代を迎えて 私たちはどう生きるのか」

 特定秘密保護法施行前夜の129日、牧師の会は「施行直前緊急集会」を開き、180人が参加しました。また集会前に記者会見を開き、「特定秘密保護法施行を前にしての声明」を発表しました。詳細をレポートいたします。

8か月、開催を祈ってきた緊急集会当日。集会に先立つ記者会見には、メディア10社の記者が駆けつけ、IWJ・岩上安身事務所のご厚意でインターネット中継も実現。会の設立経緯や賛同者の数、「声明」を発表し、呼びかけ人4人がそれぞれの思いを話しました。同法施行を目前に廃止を求める主張をしっかりと伝え、これからも活動して行く決意を新たにするときともなりました。

 

当日の映像はコチラ…       http://www.ustream.tv/recorded/56274091
                                             http://www.ustream.tv/recorded/56274249

日本CGNTVのニュース放映はコチラ…
http://japan.cgntv.net/_inc/player.asp?pid=2304&bit=low&vid=69341&dreamon=Y

緊急集会は、192席の会場がほぼ満席。この1年間の発信を受け取ってくださった多くのみなさんと直接、顔と顔を合わせることができ、の感謝でいっぱいでした。また、新聞やインターネット告知を見てくださったクリスチャンではないたくさんのかたの参加に励まされ、キリスト者として発信することへの意義をも感じることができました。

朝岡勝共同代表の司会で開会。
主催者挨拶で安海和宣共同代表は、秘密保護法施行のイブ(前夜)に、講演会を開くことの意義深さと、1年間の活動を報告。新約聖書・ヨハネの福音書3:2021節「 悪いことをする者は光を憎み、その行ないが明るみに出されることを恐れて、光のほうに来ない。しかし、真理を行なう者は、光のほうに来る」を紹介し、「この集会が深く考え、思慮深さと神からの知恵を持って次に行動するひと時となれば幸い」と結びました。

 田中伸尚さんが「闇の中で輝く光ーー戦争国家化の中で」というタイトルで講演。ジャーナリスト・ノンフィクション作家としての幅広い見地からのお話しに瞠目。田中さんは、「決して諦めないで粘り強く法律の廃止と戦争をする国を阻止してまいりましょう」と締めくくりました。(講演要旨別項)

       田中伸尚さん
  
 講演を深める山口陽一東京基督教大学教授のレスポンスは、神に赦された信仰者として、御霊の光によって、洞察力をもち社会を見つめていきたい。神を愛し、もっとも小さいものの隣人として生きてゆく。と羅針盤の針をきっちり十字架に合わせるものでした。

○緊急に出演が決まったゴスペルディレクターの鬼無宣寿さんの歌声は、集った方々の心の奥に深く響き、癒し、神を、そして愛する我が国、隣人を愛せよ、との熱い思いへといざないました。

○集会では「声明」を「特定秘密保護法施行前夜に集う私たちの思い」として読み上げ、参加者一同の総意として拍手で確認しました。また、当日の席上カンパ139,608円は集会の運営費と活動費に充てさせていただきます。ありがとうございました。

 

       

<発表した声明>「特定秘密保護法施行を前にしての声明」
                               2014129
                             「特定秘密保護法に反対する牧師の会」
                              共同代表 朝岡勝 安海和宣
                             呼びかけ人一同
        

  昨年126日、特定秘密保護法は稚拙な法案審議と強行スケジュールによって成立しました。それから一年が経ち、明日1210日に施行されようとしています。この間、多くの国民の不安や反対の声、国の内外からの重大な懸念の声が寄せられていたにもかかわらず、政府は主権者たる国民の声に謙虚に耳を傾けることなく、むしろ法施行に向けての準備を着々と進めて来ました。これらの経過によって私たちの不安や懸念は払拭されるどころか、ますます同法施行後の社会に対する深刻な憂いを抱かざるを得ない状況になっています。ここにあらためて私たち「特定秘密保護法に反対する牧師の会」は同法の施行に反対し、速やかに廃止されることを求めます。
  そもそも同法が国会で審議され始めた当初から、これが今の政権が「積極的平和主義」の名の下に推し進める「戦争ができる国造り」の流れの中にあることが繰り返し指摘されて来ました。事実、今年7月の集団的自衛権行使容認の閣議決定によって、このことは一層明らかになっています。
  今回突如として衆議院解散と総選挙となりました。政権与党は経済問題を前面に押し出して、特定秘密保護法や集団的自衛権行使などの重大な論点を選挙の争点から隠そうと躍起になっており、そのどさくさの中で同法は明日の施行を迎えようとしています。
  私たちは今回の選挙が明らかにこの二年間の政権の価値観、国家観を問うものであることを覚えます。そして立憲主義、基本的人権、思想・信条・良心の自由など民主主義社会に不可欠な理念、憲法前文及び第9条に記された平和主義、聖書が示す正義と公義、平和と和解が大切にされ、小さくされた者たちの声が押しつぶされることのない社会のために、これからも声を挙げ続けてまいります。
  かつての戦争の時代、国家によって声を封じられ、自由を奪われた人々があったことを私たちは忘れません。そのような時代に少数ではあっても屈することなく抵抗を続けた人々があったことを私たちは記憶します。そして抵抗の時代を迎えている今、信仰と良心に基づく生き方を主体的に選び取っていくことをここに言い表すものです。

 
<記者会見について>
司 会:安海和宣共同代表(単立東京めぐみ教会牧師)
声明の発表について:朝岡勝共同代表(日本同盟基督教団徳丸町キリスト教会牧師)

よびかけ人:川上直哉牧師(日本基督教団 正教師、仙台キリスト教連合世話人、被災支援ネットワーク・東北ヘルプ事務局長)、城倉啓牧師(日本バプテスト連盟泉バプテスト教会)、杉浦紀明牧師(日本ホーリネス教団 川越高階キリスト教会)、星出卓也牧師(日本長老教会 西武柳沢キリスト教会)よびかけ人(佐々木真輝牧師、吉川直美牧師、三浦陽子牧師)

   発言要旨 ●
川上直哉(日本基督教団正教師、仙台キリスト教連合世話人、被災支援ネットワーク・東北ヘルプ事務局長)
 既に全域が放射能被曝地である東日本大震災被災地から、特定秘密保護法に反対せざるを得ない現実を申し上げる。今年8月、NHK報道で、水に溶けず、マスクを透過し、ガイガーカウンターでは捕捉されない放射線を発する物質が、被災地全域を覆う範囲に飛散している可能性があると分かった。こうした「新しい知見」はこれからいよいよ積み上がることであろう。被災地では、それらを一つ一つ注視しながら、子どもたち・大切な命を守らなければならない。その結果、世間や行政の思惑との摩擦が生まれることであろう。すでに放射能に怯える母親たちは、復興を願う空気の中で「不安を覚えてはいけない」という激しい抑圧に曝され、世間や行政の思惑との間の摩擦の中で、子どもたちを案ずる自由を奪われ、深刻な人権侵害にさらされている。チェルノブイリ事故の後、ソ連政府は情報を隠し続けたが、4年後に公開し、翌年崩壊した。日本の場合、最初に玉石混淆の情報が流通し、そして今、情報の流出が極端に抑えられる事態に至った。それは「原発事故子ども・被災者支援法」の精神に反する。命を守りたいという願いを大切にしてほしい。
 
城倉 啓(日本バプテスト連盟泉バプテスト教会牧師)
 なぜ牧師が政治に発言をするのか。一つは、牧師も人間であるから。そして神学とは、政治も含む学問領域であるからである。特定秘密保護法は憲法の前提・立憲主義、憲法の三大原則(主権在民・基本的人権の尊重・平和主義)、及び個別の条文に違反している。また個人の知る権利(「表現の自由」の裏返し)を国家権力が不当に制約しているので、憲法21条に違反している。一般に軍事機密は行政組織に隠蔽される傾向があり、秘密法はその傾向をさらに促す。主権者が知ろうとすることが犯罪の構成要件とされ、行政組織の隠すことが合法となるからだ。自衛隊の武器装備などを知ることは、憲法9条を持つ主権者の権利。「政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起こること」(前文)を促す秘密法は平和主義にも反する。憲法は刑事訴訟手続きについて詳細に規定(3140条)。それは、明治憲法下国家権力が罪刑法定主義を厳格に守らず、政治思想犯とみなされた者が不当に弾圧された歴史に対する反省からの改正だった。秘密法は憲法の立法事実・立法趣旨に反する。また逮捕拘留された者に対する、国家権力からの逮捕拘留の理由を告げる義務を免じているので、一義的明白に憲法33条・34条に違反している。秘密法は憲法上の要請である三権分立の原則を歪めている。国権の最高機関である国会(41条)による国政調査権(62条)さえ及ばない領域を行政に認めることは、「行政国家現象」によって肥大化している行政権力をさらに大きくさせる。
 
杉浦 紀明(日本ホーリネス教団・川越高階キリスト教会)
 「治安維持法」による「ホーリネス弾圧事件」は1942年(昭和17年)626日に始まったホーリネス系教会の牧師や信徒に対する一斉検挙事件で、「検挙された牧師は134名、そのうち起訴された者は81名、重刑や獄死者19名、閉鎖された教会は約300」と言われている。当時弾圧を受けた教会関係者は、戦後70年になろうとする今も大きな心の傷を負っている。戦後生まれの私は、日本国憲法のもとで、まさか二度と同じようなことはあるまいと長年思っていた。ところが、改憲を掲げて登場した自民党と第二次安倍内閣は昨年12月、「特定秘密保護法」を多くの国民の不安と反対の中で強行可決し、その半年後の今年6月には、集団的自衛権の行使を容認する閣議決定を強行し、日本を戦争する国に引き戻そうとしている。戦前のホーリネス弾圧を想起させ、現代における宗教弾圧の再現を彷彿とさせる。「国民の不安を払拭する」(安倍首相)というなら、まず一切を白紙にすべき。
 
星出 卓也(日本長老教会 西武柳沢キリスト教会牧師)
 来年の第188回通常国会で、集団的自衛権行使のための法整備が始まる。自衛隊法、周辺事態法等の改正によって、米軍に対する「役務提供」の中に規定される「武器使用」の範囲の大幅拡大が予定され、軍事国家への道、まっしぐらに進んでいる。軍事国家と民主国家は対極・水と油の関係である。そして、キリスト教会にとっても、重大な問題を含んでいる。戦争遂行には限られた意思決定機関が、国会や閣議さえも超越して、秘密裏に、行政全体を統合一元化して動かすことが必要で、これを民主的に進めることは不可能だ。軍事化路線を進むほど、国民の知る権利はますます邪魔になり、国民主権は最大の敵になる。「国家安全保障会議(日本版NSC)」の構成員は、首相・外相・国防省・官房長官の4名だけで、つまり重大な決定が国会を越えて、閣議も超えてできるシステムがすでに出来上がっている。第186回通常国会で、国会法と参議院規則の改正案、参議院情報監視審査会規則案の三法案が強行採決された。特定秘密保護法に基き、戦後初めて国会に秘密会を新設するという、国会の在り方に関する極めて重要な法であった。「国家の安全保障を損なうに著しい恐れがある」と見做されれば、国政調査権を持っている国会議員に対しても情報を隠し、議員の国政調査権も制限できる内容を、国会自らが採択してしまった。秘密保護法の最大の敵はテロや情報ではなく「国民主権」である。「主権在民」は今まさに瀕死状態である。キリスト教会にとっても大いな関係がある。70年前の時代をみれば明らか。とくに「敵意」がたきつけられ、時代が「敵意」を取り込んでいくとき、「隣人」を愛するという聖書の教えが揺るがされることになる。若者を教会がら戦場に送り出すことはできない。隣国の友との和解を考える時、真実を知ることが不可欠である。

 
<緊急集会>

○講演○ 「闇の中で光を--戦争国家化の中で」 田中伸尚氏 (要旨)


二つの「前夜」と『前夜』
 
 今日は特定秘密保護法施行の「前夜」。時代は改憲の「前夜」でもある。今回の衆院選と16年参院選は、そういう意味で戦後最大の選挙となるだろう。
Ⅰ.廃止するほかない秘密法。
 この法は、公安や警察が前面に出る。「特定秘密」漏らすおそれの有無の適正評価、警察組織が不可欠→治安維持法体制―戦争国家化・推進・拡大と軌を一にするものだ。
Ⅱ.戦後精神とコヴェナント(誓約)
 「国家は嘘をつく」。伊丹万作の言葉。「だまされるということ自体、ひとつの悪である」「だまされていた」といって平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でもだまされるだろう」。
 国家を疑う。それが戦争を経験して多くの犠牲を経験した(加害の認識は随分時間が経ってからだが)戦後意識の始まりだった。国家への疑いは、「国のため(天皇ため)の死」を拒否することであり、その戦後の認識が結実しているのが憲法であると田中氏は指摘された。
 「殺さない/殺されない/殺させない」。二度と戦争をしない!―この非暴力平和主義と個人の尊厳が憲法で誓約していることなのだ。憲法は「国家は嘘をつく」ということを前提として、国家権力を縛るものとして、国民が権力者に対して守るべき義務を求めるものだ。
Ⅲ.克服されざる明治国家意識との攻防
 戦後の保守政権の方向は、国民意識の再統合と愛国心の掘り起し、涵養であった。①改憲②教育基本法改定目指す→国家に抵抗しない国民づくり―戦後精神と憲法とは逆向き―56年参院選で改憲にはブレーキがかかった。戦後、自民党政府は明治の国民意識の再統合を4点にわたってもくろんだ。紀元節、元号法、国旗国家、靖国神社国家護持。前の3つは実現し、憲法20条の改憲で、靖国国家護持を実現しようともくろんでいる。靖国神社について、推進派が考えていることは、まず靖国神社の国家的位置づけを国民意識の中に刷り込むこと。最終的には改憲によって国家護持を目指している。克服されざる「国のため」意識との攻防の例…自衛官強制合祀―公務死の自衛官の夫をキリスト者の妻の拒否を無視し、国が護国神社に合祀。個人の意思・信仰・思想無視、「神社は非宗教」「自衛官の士気高揚」―国家神道意識の存続―克服されざる明治―戦後27年後の事件であった。妻の裁判提起(73年)―単独者として。脅迫状、批判、キリスト者からも。「国のために死んだのだから」―敗戦前には、想像できない合祀拒否―応答した人びと―単独者と隣人→彼女の抵抗は最高裁敗訴後も続く。 
Ⅳ.私たちは今、どこにいるのか
 「ファシズムは一晩で来る」。1999年から急速にこの国は変質して来て、そして安倍政権になり、さらにスピードアップした。国旗国歌法1999年、周辺事態法1999年、教育基本法改変2006年、集団的自衛権容認閣議決定2014年・・・戦争できる国へひた走っている。道徳教育推進教員の導入もまた「戦争できる国」への準備である。社会は、排外主義・異常な国粋主義の空気、ヘイトスピーチ、在日大学教員に対する名指しの攻撃などであふれている。近隣諸国との緊張感をつくっているのは、改憲のためである。現政権べったりのマスメディアは、権力の批判というジャーナリズムの精神を失っている。
Ⅴ.抵抗の時代へ
   新たなる戦前の予感について、「未完の戦時下抵抗」の連載「いま、戦争国家化の中で」を開始した。
 これまで、戦時下での抵抗の6人のケースを取材した。吉田隆子、細川嘉六、鈴木弼美、浅見仙作、竹中彰元、浪江虔―さまざまなスタイルでの戦時下抵抗である。たとえば、『抵抗のモダンガール』吉田隆子は、治安維持法で4回検束、検挙。音楽家として唯一戦争応援歌作曲しなかった。6人のうち、3人が宗教者で、うち2人はキリスト者。戦時下で教団が荷担・協力の立場に飲み込まれていった。41年アジア太平洋戦争開始以後の勝利の下で、国民の99%以上が「我々の戦争」と捉え戦意=愛国心昂揚で抵抗は困難になった。
Ⅵ.諦めない抵抗の継続こそ闇の中での光
 国家に対する民衆の不服従権の確立訴えた「アジアに対する日本の戦争責任を問う民衆法廷」大法廷の不服従宣言は、宣言だけで終わった。無駄だったのだろうか? 
 戦争国家化の中で、「私」、「あなた」が何をするか問われている。非暴力で考えられるあらゆる方法をとること。小さくても、一つでも抵抗は無駄にはならない。必ず他者に伝わっていく。井上靖の遺作で、小林多喜二の生涯を描いた評伝劇「組曲虐殺」で歌われている曲を紹介する。

「信じて走れ」
愛の綱を肩に、希望めざして走る人よ
いつもかけ足で 森をかけぬけて
山をかけのぼり 崖をかけおりて
海をかきわけて 雲にしがみつけ
あとにつづくものを 信じて走れ 

在日韓国人牧師の崔昌華を紹介する。渡日35年、名前の民族語音読み定着、指紋押捺拒否―外国人登録法廃止まで、画期的人権獲得運動に力を尽くした。崔牧師は「この世にある限り、この世に倣わず、この世と闘い、その苦難を引き受ける」と、誰もが諦め、運命のように受け止めていたことを否定し、人間性を取り戻すことを諦めなかった。

「一番大切なことは、決してあきらめないことです。困難を前に運命だとあきらめ、自分にできることは何もしない。それが最悪の選択です」(E・サイード) 

  レスポンス○ 山口陽一牧師

 

  感想から○
◇「言いたいことを言うのではなく、言わなければならないことをいう」(桐生ゆうよう)
 これがジャーナリズムの根幹であるが、戦意が高揚する中で言わなければならないことを言うのはとても困難だ。だからこそ「前夜」に言うべきことをいう「抵抗」が必要になるのだと田中氏は力強く語られ、歴史を通して「抵抗」をした単独者たちを紹介し、小さな抵抗であってもそれが決して無駄にならないこと訴えられた。牧師としてこのことは胸にささった。「言わなければならないことをいう」。ここに預言者としての牧師の務めがあることを肝に銘じなければならない。

◇「あとにつづくものを 信じて走れ」。私たちキリスト者にとって前を走るキリストに続くことであり、その小さな歩みが光となり、祈りの路となることと思う。闇また一段と深まる「前夜」に改めて主に従う信仰を問われた講演だった。
 
 
 
 


<メデイアでの報道記事>

クリスチャン新聞 http://jpnews.org/pc/modules/mysection/item.php?itemid=1012

FEBC http://yona.febcjp.com/2014/12/10/sikozenya/

東京新聞 12/10付

しんぶん赤旗 12/11付

 
 
 




2014年12月10日水曜日

「特定秘密保護法施行を前にしての声明」

12月9日に発した声明を紹介します。

「特定秘密保護法施行を前にしての声明」

2014年12月9日
 「特定秘密保護法に反対する牧師の会」
共同代表 朝岡勝 安海和宣
 呼びかけ人一同


 昨年12月6日、特定秘密保護法は稚拙な法案審議と強行スケジュールによって成立しました。それから一年が経ち、明日12月10日に施行されようとしています。この間、多くの国民の不安や反対の声、国の内外からの重大な懸念の声が寄せられていたにもかかわらず、政府は主権者たる国民の声に謙虚に耳を傾けることなく、むしろ法施行に向けての準備を着々と進めて来ました。これらの経過によって私たちの不安や懸念は払拭されるどころか、ますます同法施行後の社会に対する深刻な憂いを抱かざるを得ない状況になっています。ここにあらためて私たち「特定秘密保護法に反対する牧師の会」は同法の施行に反対し、速やかに廃止されることを求めます。
 そもそも同法が国会で審議され始めた当初から、これが今の政権が「積極的平和主義」の名の下に推し進める「戦争ができる国造り」の流れの中にあることが繰り返し指摘されて来ました。事実、今年7月の集団的自衛権行使容認の閣議決定によって、このことは一層明らかになっています。
今回突如として衆議院解散と総選挙となりました。政権与党は経済問題を前面に押し出して、特定秘密保護法や集団的自衛権行使などの重大な論点を選挙の争点から隠そうと躍起になっており、そのどさくさの中で同法は明日の施行を迎えようとしています。
 私たちは今回の選挙が明らかにこの二年間の政権の価値観、国家観を問うものであることを覚えます。そして立憲主義、基本的人権、思想・信条・良心の自由など民主主義社会に不可欠な理念、憲法前文及び第9条に記された平和主義、聖書が示す正義と公義、平和と和解が大切にされ、小さくされた者たちの声が押しつぶされることのない社会のために、これからも声を挙げ続けてまいります。
 かつての戦争の時代、国家によって声を封じられ、自由を奪われた人々があったことを私たちは忘れません。そのような時代に少数ではあっても屈することなく抵抗を続けた人々があったことを私たちは記憶します。そして抵抗の時代を迎えている今、信仰と良心に基づく生き方を主体的に選び取っていくことをここに言い表すものです。

 

2014年12月6日土曜日

本日、「牧師の会設立1周年」です。この間のみなさまの応援、ご理解に感謝いたします。

共同代表がコメントを出しましたので掲載します。  

「特定秘密保護法に反対する牧師の会」設立1年を迎えて


 2013年12月6日。特定秘密保護法案の強行可決・成立を前に、私たちは、同時多発的に「牧師の会」の立ち上げを示されました。同じように危機感を持つ教派を超えた全国の牧師が立ち上がりました。賛同の名のりを上げた方は1年で556人を数えています

 この1年、私たちは、特定秘密保護法の廃止に向けて様々な取り組みをしてきました。鍵となる節目その時々に声明を発表し、法律の撤廃要請の声を国会議員や内閣府に手渡してきました。事態を憂う牧師の声を集めてブックレットも出版しました。そして同法施行前夜の12月9...日に、初めての記者会見・講演会を開こうとしています。

 多数の国民が不安を抱え、反対の声をあげ、国外からも懸念が寄せられているにもかかわらず、憲法違反の法律は施行目前です。為政者の横暴によって、目と耳、口をふさがれるような時代が来ようとしています。そして、現政権は立憲主義を踏みにじる手順で集団的自衛権容認を閣議決定し、防衛装備移転三原則によって軍需産業を生み出し、私たちが愛してやまないこの国を、戦争ができる国のかたちへと作り変えるべく加速度を増しています。

 多くのキリスト者や、良心的市民のみなさんと一緒に考え、祈り、祈りに押し出されて行動してきた1年の歩みを振り返るとき、私たちの心を占めるものは、決して挫折感やあきらめではありません。「御国を来たらせ給え。御心の天に成るごとく地にも成させ給え」と祈る私たちは希望を失いません。  キリスト者として牧師として、平和を作るように召された者、和解の務めを委ねられた者として神を見上げつつ歩みます。微力ながらも法律廃止に向けて、これからも活動していく所存です。 当会は特殊な会です。存在しない方が良い会です。一日も早く会が解散することを願ってやみません。               


共同代表 朝岡勝  安海和宣

2014年12月6日

2014年12月4日木曜日

秘密保護法施行直前緊急集会 追加情報です

●講師の田中伸尚さんって・・・・
 

129日の当会主催緊急集会で講演するノンフィクション作家の田中伸尚さん(たなか・のぶまささん)をご紹介します。


 

 朝日新聞記者を経て独立。2002年、『憲法を獲得する人びと』(岩波書店)により第8回平和・協同ジャーナリスト基金賞受賞。2011年『大逆事件 死と生の群像』により日本エッセイスト・クラブ賞受賞。

  田中さんは今年三冊の著作『抵抗のモダンガール作曲家・吉田隆子』『未完の戦時下抵抗』『行動する預言者 崔昌華 ある在日韓国人牧師の生涯』を立て続けに出版。

 自衛官合祀拒否訴訟を闘った中谷康子さん、時代と国家に全身で抗い音楽に身を焦がすように生きた女性作曲家・吉田隆子さん、在日韓国人で人権活動家の崔昌華牧師など、戦中・戦後、国家や権力に抵抗し続けた人々の生き方を書きつづけている方です。

 国家主義やレイシズムが蔓延するいまの日本で、彼らが何を主張し、どのように生きたのかをお話しいただき、私たちがこれからどのように生きるべきかについて示唆を与えてくれる講演会です。

 

 
●レスポンスの山口陽一さんからのメッセージです・・・

 
 
 
田中さんの講演を受けて、山口陽一さん(東京基督教大学教授・当会よびかけ人)がレスポンスします。山口先生のメッセージを紹介します。

  「田中伸尚さんのお話をうかがうのは楽しみです。『日の丸・君が代の戦後史』『靖国の戦後史』『憲法九条の戦後史』など、大変有益な書物として、使わせていただいています。最近の『未完の戦時下抵抗』も必読でしょう。当日の講演に大いに期待します。また、キリスト者・牧師としてささやかな応答をさせていただきます。みなさん、是非、お集まりください。」